HIV/エイズの流行終結に向けた取り組み
- 日時
- 2024年11月28日(木)10:10~12:10
- 座長
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公益財団法人 エイズ予防財団/国立病院機構 大阪医療センター
白阪 琢磨 先生 -
国立国際医療研究センター 臨床研究センター
杉浦 亙 先生
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公益財団法人 エイズ予防財団/国立病院機構 大阪医療センター
- 演者
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National Taiwan University Hospital
Prof. Chien-Ching Hung -
特定非営利活動法人 akta
岩橋 恒太 先生 -
国立病院機構 名古屋医療センター
今橋 真弓 先生
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National Taiwan University Hospital
- 講演内容
- 2030年までのHIV/エイズの世界的な流行終結に向けて、国連合同エイズ計画(UNAIDS)では、2025年までの中間目標として「95-95-95」ターゲットを掲げている。日本においては、特に第一の95である診断率に課題があるとされており、実際に2023年の新規感染報告者数は960名と前年より微増した。また、エイズ発症後に診断されるケースが3割を超えている現状で、今後もHIV/エイズの流行終結に向けて一層の取り組みが求められている。HIV/エイズ対策や取り組みに際しては、国、自治体、関係団体、医療従事者、そして市民社会が、国際的共通原則である GIPA 原則(HIV 陽性者のより積極的な参加)の考え方の下に一層連携協力することが重要とされている。
本シンポジウムでは、HIV/エイズ対策を担う国内外の重要なステークホルダーのそれぞれの立場から、流行終結に向けた取り組みに関して包括的に議論する。
台湾大学のChien-Ching Hung先生からは、海外のHIV/エイズ対策の事例として台湾での包括的な取り組みについて共有する。また、国内の事例として、コミュニティーセンターaktaの岩橋様より、コミュニティーセンターaktaが主導するHIV/エイズ対策の事例を共有し、名古屋医療センターの今橋先生より、名古屋医療センターで取り組んでいるHIV検査のイニチアチブについて共有する予定である。
さらに総合討論においては、それぞれの立場から日本におけるHIV/エイズの流行終結に向けた課題と対策について討議し、各ステークホルダーでの一層の連携協力強化の機会としたい。
詳細はこちらの公式WEBサイトをご参照ください。
https://www.aids38.jp/
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