HIV/AIDS 日本におけるHIV/AIDSに関する取り組み
日本におけるHIV/AIDSに関する取り組み
HIV/AIDS GAP6
ギリアド・サイエンシズのHIV領域における最終ゴールは、HIV流⾏の終結です。
このゴールは、ギリアド・サイエンシズだけでは達成できません。
そこで、ギリアド・サイエンシズは、2021 年 12 ⽉、6 つの HIV サポート団体とともにコンソーシアム「HIV/AIDS GAP6(以下、GAP6)*」を設⽴しました。これらの団体をつなぐのは、「感染経路にかかわらず、HIV 流⾏の終結を実現させる」という強い思いです。
GAP6 は⽴場を越えて、各団体の知識や経験を活かし、HIV/AIDS に関する6つの理解のギャップ**を埋め、検査、治療、予防、誤解・偏⾒における課題を解決することにより、最終ゴールを⽬指しています。
ギリアド・サイエンシズは、これからもGAP6 の⼀員として6 つの団体とともに、⽇本が世界に先駆け、HIV流⾏の終結を迎えられるよう活動してまいります。
*<「HIV/AIDS GAP6」参画団体>
- 認定NPO法人ぷれいす東京
- 特定非営利活動法人日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス(JaNP+)
- 社会福祉法人はばたき福祉事業団
- 特定非営利活動法人akta / community center akta
- community center ZEL
- 認定NPO法人魅惑的倶楽部
- ギリアド・サイエンシズ株式会社
GAP6の活動⽬的や活動内容は、GAP6で協議し、総意のもと実施しています。
疾患啓発ツール:HIV/AIDSへの思い込みを変える 頭でっかち解消ボックス
ギリアド・サイエンシズは、HIV感染症およびAIDSの正しい理解を促すことを目的として、体験型ツール 「HIV/AIDSへの思い込みを変える 頭でっかち解消ボックス」を開発し、2022年4月22日~24日の「東京レインボープライド 2022」のギリアド・サイエンシズブースで初披露しました。
このボックスは、体験者がボックス内の指定の位置に立つと、センサーにより内側四方のモニターに自動的に映像が流れる仕組みになっています。
ボックスの中で放映される映像は、HIVの検査で陽性と診断された主人公の物語です。一人称視点になっており、恋人や家族に対して、自身がHIV陽性者であることを伝える中で誤解を受け、また自分自身も思い込みを抱いている様子が描かれています。ストーリーの後半では、友人の助言がきっかけで自身の思い込みが解消されるだけでなく、周囲にも正しい情報を伝えることで誤解を解消していきます。
体験者が、約5分の映像を視聴し終えると、そのキャラクターの顔が人間大のサイズに縮小し、誤解や思い込みが解消されたことを表現しています。
頭でっかち解消ボックス