副作用
副作用及び臨床検査値異常
抗HIV薬による治療経験がないHIV-1感染症患者を対象とした本剤の海外臨床試験(投与後96週時)において、866例中367例(42.4%)に副作用が認められました。主な副作用は、悪心90例(10.4%)、 下痢63例(7.3%)、 頭痛53例(6.1%)等でした。また、抗HIV薬による治療経験があり、ウイルス学的に抑制されているHIV-1感染症患者を対象とした本剤の海外臨床試験(投与後48週時)において、959例中204例(21.3%)に副作用が認められました。主な副作用は、下痢24例(2.5%)、悪心22例(2.3%)等でした。(承認時)
なお、重大な副作用として、腎不全又は重度の腎機能障害(1%未満)、乳酸アシドーシス(頻度不明)※が報告されています。
- エムトリシタビン又はテノホビル ジソプロキシルフマル酸塩を含有する製剤の臨床試験、製造販売後調査及び自発報告等で報告された副作用を示しました。
本剤は海外データに基づいて承認されています。
副作用発現頻度及び臨床検査値異常一覧
MedDRA/J18.0 承認時社内集計:2016年6月
医薬品リスク管理計画書(RMP)