4030試験 有効性
FDAのスナップショットアルゴリズムによる投与48週時点の血漿中HIV-1 RNA量のカットオフ値50 copies/mLによるウイルス学的転帰(FAS)(主要評価項目・副次評価項目)
FDAのスナップショットアルゴリズムによる投与48週時点の血漿中HIV-1 RNA量が50 copies/mL未満であった患者の割合は、ビクタルビ配合錠群が93.3%、DTG+F/TAF群が91.1%でした。主要評価項目である血漿中HIV-1 RNA量が50 copies/mL以上の患者の割合は、ビクタルビ配合錠群が0.4%、DTG+F/TAF群が1.1%であり、群間差の両側95.001%信頼区間の上限値が事前に設定した非劣性マージン4%を下回ったことから[群間差(95.001%信頼区間):−0.7%(−2.8%~1.0%)]、ビクタルビ配合錠群は、DTG+F/TAF群に対し、非劣性が検証されました。
1: Sax PE, et al.: Clin Infec Dis 2021; 73(2): e485-e493. より改変
本試験はギリアド・サイエンシズ社より支援を受けています。著者にギリアド・サイエンシズ社より支援を受けている者、ギリアド・サイエンシズ社の社員である者が含まれます。
投与48週時点のCD4細胞数のベースラインからの変化量(FAS)(副次評価項目)
投与48週時点のCD4細胞数のベースラインからの変化量の平均値(標準偏差)は、ビクタルビ配合錠群が18(179.1)cells/μL、DTG+F/TAF群が36(152.6)cells/μLでした。
耐性変異発現例(海外データ)
*:ウイルス学的失敗と判定された時点、投与48週後または早期に本剤の投与を中止した時点のHIV-1 RNA量が200
copies/mL以上であった患者を対象に遺伝子型および表現型解析を行った。
1: Sax PE, et al.: Clin Infec Dis 2021; 73(2): e485-e493.
本試験はギリアド・サイエンシズ社より支援を受けています。著者にギリアド・サイエンシズ社より支援を受けている者、ギリアド・サイエンシズ社の社員である者が含まれます。